- 2026年5月28日
さわらぎ産婦人科 計画無痛分娩の流れ〜入院から出産まで
今回は、当院で行っている計画無痛分娩の流れについてご紹介します。
当院の無痛分娩は、分娩誘発による計画分娩で行っています。
あらかじめ時期を相談しながら出産の日程を決め、必要に応じて子宮収縮薬を使ってお産を進めていきます。
まず無痛分娩予定日の前日に入院して頂きます。子宮口の開きが十分でない場合には、頸管拡張の処置を行うこともあります。
当日は朝から点滴を確保し、硬膜外麻酔の準備を行なっていきます。
硬膜外麻酔では、横向きまたは座った姿勢で背中を丸くしていただき、腰のあたりを消毒したうえで局所麻酔を行います。
その後、細いカテーテルを硬膜外腔に入れ、そこから麻酔薬を投与します。
テストのお薬を投与し、カテーテルに問題がないことを確認します。
準備が整えば子宮収縮薬を使って分娩誘発を始めます。
お腹の張りが強くなり、お産が進み始めた段階で、硬膜外麻酔の薬の投与を開始します。
薬はポンプで自動的に投与され、痛みが強くなった時にはご自身でボタンを押してもらい追加投与を行いながら、効き具合を調整します。
麻酔が効いてくると、陣痛の痛みはやわらぎます。
それでもお産の進み具合はわかるため、赤ちゃんが下がってきたタイミングで自分でいきむことができます。
また、出産後の会陰縫合も麻酔が効いた状態で行えるため、負担が軽くなることがあります。
無痛分娩のあとは、麻酔が弱まるまでベッド上で安静に過ごしていただきます。
足の感覚や力の入り方を確認しながら、安全に歩行を再開していきます。
当院では、患者さんにできるだけ安心して出産に臨んでいただけるよう、流れを事前にわかりやすくご説明することを大切にしています。
次回は、気になる方も多い副作用やリスク、安全対策についてお話しします。